手水舎の作法について

きちんとお参りできることは大切

初詣にいったり、結婚してお子さんが生まれ、お宮参りに行く際など、お参りに行く機会は大人になるほど多くなると感じます。
お参りする際には上手で身を清めることになりますが、柄杓も使わずに手水の盤に手を入れて洗ってしまったり、柄杓からそのまま水を口に運ぶなんてマナー知らずなことをしないように、今、手水のマナーを理解しておきましょう。

特に男性はこのようなマナーを知っていなくとも笑い話にできますが、女性はマナー知らずな女性として見られてしまいます。
結婚されているのならなおさら、義両親、親類縁者の方々とお参りを共にすることもあるかと思いますので、しっかり覚えておきましょう。

手水とは何か?

手水「ちょうず、てみず」と読みます。
手水舎は手口を清めるために存在するもので、お参りする際に必ず行います。

手水舎で水を張ってある盤に「洗心」と刻まれていることがありますが、これは、両手と口を清め、心を鎮めるという意味があり、美しいものに感動できるような素直な心をもってお参りできるよう、手水で汚れをはらい清らかな気持ちになるために存在する場所です。

俗世界で活きる私たちが神様のおられる領域に入るのです。
邪気を払い俗世界の汚れを洗い清め、神聖なる場所に行くことは当然のことです。
手水舎とは禊をする場所であり、神様にお会いする前に必ず行うべきことなのです。

手水のマナー

神社に行く前に、タオルやハンカチなど手を拭くもの、さらにお賽銭にするため、手水でお賽銭を清める事も必要となるので、小銭なども準備しておきます。
手水は一連の作業を柄杓に汲んだ水1杯で済ませるのが正しい方法です。
右手に柄杓を持って水をくみ、左手から清めます。
これは左手が不浄といわれるためです。
左手を清めたら柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。

右手を清めたら柄杓を左手から右手に持ち替えて、左手に柄杓から水を受けて口に持っていき、口を漱ぎます。
手水舎の廻りは石畳か砂利となっていますので、そこに水をそっと吐き出します。
口を清めたら口を付けた左手に水をかけて洗い、最後に柄杓の柄を立てるようにして自分が触れていた柄の部分に水をかけて洗い清め、柄杓を元の位置に伏せておきます。

注意点、ポイント

柄杓1杯の水で一連の流れを済ませる事が正しい方法なので、手口を洗うというよりも、水をかけて清めると考えて行うとうまくできます。
口を漱ぐ際にも、たっぷり含む必要はなく、口を濡らす程度でいいとされます。

手水の水を飲んでしまう方もいますが、汚れを又飲み込むことになるので、必ず吐き出しましょう。
また場所に寄りますが、手水の水が衛生的によいものと限らないので、飲むことは避けるべきです。

もしも小さい神社で手水舎がない場合、水のペットボトルを持参し、手口を清めるといいでしょう。
また草手水、青手水と呼ばれる方法として、境内の木の葉を2枚くらいいただき、手、体を葉で払い清める、終わったら細かくちぎり土地に返しておくという方法もあります。